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ちょっと古い話題になってしまったけれど、
17日の海の日に放送された、3話のオムニバスドラマ  『スペシャルドラマ−恋愛小説』 が、とても良かった。


その内の2話の、
 『月のしずく』 は浅田次郎さんの短編集の中の表題の短編で、
わたしのホームページの 「LOVE LETTER」 の2003.4.25 中に、その一部を記載しているように、
お気に入りの小説だった。

 『デューク』は、江國さんが好きになったきっかけのようなショートストーリー集  『つめたいよるに』 に収録されている。
当時泣き虫だったわたしは、このショートストーリー集の中では 「ネギを刻む」 がお気に入りで(そのこともHPに何度も書いたような気がするけれど・・・)、
「デューク」の方は、ドラマを見るまですっかり忘れていた。

 そして、未読の 光原百合さんの 『十八の夏』 が、これまたすご〜く良かった。
観月ありささんというと、コメディエンヌというイメージが強かったのだけれど、これがなんともいい。
少年にとって手の届きそうなところにいるのになかなか届かない・・・
硬質な色っぽさをもった年上の女を好演している。

この小説が、 『第55回日本推理小説作家協会賞(短編部門)』 を受賞したミステリー小説だと言うから、驚き。


というので、 『十八の夏』 早速、図書館で借りてきましたよ。
本での観月ありささんが演じた、蘇芳紅美子(すおうくみこ)は例えばこんな、

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彼女は前触れもなく画板をかたわらに置いて立ち上がると、川に背を向け、上体を折って足の間から向こう岸を見た。次ぎに大きくひろげた両手を地面に突くと、すらりと足を伸ばして倒立する。頭にかぶっていた白いキャップが脱げて、ポニーテールにくくった髪が垂れ下がった。
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ね!
その他にも、自分の描いたスケッチを「ハイセツブツ」と表現するあたり、観月ありささんにピッタリでしょ(笑)


このオムニバスドラマ、演出が豊川悦司さんだというからこれまた驚き。


小説 『十八の夏』の方は、お花の写真のカバーがとてもステキ。
借りてきたばかりなので、これから楽しみながら読んでいきたいと思います。

青空とキバナコスモス
*写真はクリックすると大きくなります

『月のしずく』
原作:浅田次郎
出演:泉谷しげる・藤原紀香 他
ストーリー:三十年近くコンビナートの荷役をし、酒を飲むだけが楽しみ。そんな男のもとに、十五夜の晩、美しい銀座の女が転がり込んでくる。

『デューク』
原作:江國香織
出演:優香・中尾明慶 他
ストーリー:ずーっと一緒だった家族の一員だった犬・デュークが死んだ日、人目もはばからずに泣きじゃくる主人公の前に、なくなった犬とそっくりな少年が現れて・・・

『十八の夏』
原作:光原百合
出演:観月ありさ・石垣佑磨 他
ストーリー:年上の不思議な女と18歳の浪人生のひと夏の恋の物語。でも・・・

 ドラマを見逃した方は、 公式ページ をご覧ください。

<今日のココロのカタチ:すがすがしいお天気です。お布団を干してシーツなど洗いました>


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